4月16日(日)、春の研修会が行われました。

 午前10時よりの勤行は、岩田上人が午前中不在のため、信教師の導師で行われました。続いて、研修棟に移動し報恩納経の写経が行われた後、信教師による体験談が披露されました。体験談は、関哉法尼に子どもの頃よりお世話になった濵田さんです。幼少の時から関哉法尼が亡くなられる直前までの深い縁にまつわる思い出を語られ、最後に関哉法尼から教化を受けた三徳の教えをこれからもしっかりと守っていきたいと締め括られました。

 昼食を挟んで昼からは、御開山上人の生涯にまつわるビデオの拝聴、岩田上人ご指導のもと、三人ずつに分かれて順番に唱える提婆達多品第十二の訓読の練習、そして最後に昨年の信教師セミナーで講演され、今回信教師会報特別号の「法音寺の信仰と福祉」の動画を拝聴しました。

 終了後参加者の方から次のような感想をいただきました。

○「濵田さんと関哉先生の歴史を聞いてお二人の縁の深さを思い、濵田さんは幸せな方だと思いました。」

○「法音寺と福祉についてあまり良く分かっていなかったが、弓削多さんの講演を聞いてよく理解できました。良いお話を聞かせていただいてありがとうございました。」

○「山首上人さまが『法音寺はお金があったから人助けしてきた訳ではない。目の前に困っている人があれば、借金してでも助けなければならない』と言われたと聞いて、本当の信仰ができるお寺に来させていただいている自分はつくづく幸せ者だと思わせてもらいました。」

○「今まで供養や消滅については自分のお願い事しか考えていませんでしたが、私たちの浄財が山首上人さまを通じて福祉事業に役立てられ、その手助けをさせてもらうことによって回り回って私たちもお徳をいただけるのだと改めて思いました。」

○「お経練習で読み方がよく分かりました。朝から充実した一日を過ごす事ができてよかったです。」

○「御開山上人のビデオを見て、御開山上人が大学を建設される時、その募金に親が自分の名前でしてくれていたことを思い出し、親に感謝したいと思いました。」

○「御開山上人のビデオを見て感激して涙が出てきました。間違いのないお寺で信仰させてもらっていることがありがたいと思いました。」