4月14日(日)、高槻支院の研修会の一環として本山の報恩講習会に参加いたしました。今回は総勢7名の少人数の参加ですが、その内3名の方が初めて本山の報恩講習会に参加されました。中には支院まで来るのに2時間もかかるような遠方より参加された方もおられましたが、早朝の出発時間にも関わらず予定通り出発することができました。3月17日に新名神高速道路の新四日市―亀山西間が開通したお陰でいつもより10~15分程度早く本山に着くことができました。

プログラムの内容は、午前中は勤行、森野智広上人と山首上人さまのご法話。昼食を挟んで午後からは信教師の体験談と読経練習、最後に宮崎良祐上人のご法話がありました。

森野上人、宮崎上人のご法話を拝聴して、共通することは、お題目の大切さ、どんな時も前向きでいること、そして自分のことよりもまず周囲の人を喜ばせること、困っている人を助けることが大切であり、それが仏になる道=菩薩行であるということでした。

そして、山首上人さまのご法話は、生かされていることに感謝の気持ちを持つことが奇跡を起こすというお話で、特に工藤さんという末期ガンを克服された人の実体験のお話は感動的で、涙されている方もいらっしゃいました。

お昼に頂いた手作りのお弁当は、季節の野菜や手間暇かけたデザートが添えられた絶品で、大変美味しくいただくことができました。

少人数のため、道中和気あいあいとコミュニケーションをとることができ、充実した1日を過ごすことができました。

今回、参加された方に感想をお聞きしましたので、ご紹介いたします。

○「信教師としてお話しを聞き、自分の役割を通して家族、信者さん、縁ある人に常に笑顔で接し、相手の立場になって物事を見る目が大事と強く思わせて頂きました。法話を聞かせて頂き勇気をもらいました。」

○「笑顔と感謝が、生きる力に結びつくことを学び、日常生活の中での実践を心掛けたいと思います。」

○「初めて参加しましたが、内容の濃い、良い話を聞かせていただいて勉強になりました。自分のことは考えず(置いといて)、目の前の人、周りの人を喜ばすことが大切なこと、お題目の大切なことを学び、少しずつ実行していきたいと思いました。」

○「少し緊張しつつもお題目が始まると、背筋が伸びて気持ちも落ち着いてきました。山首上人さまのご法話をお聞きすることができて有難く思い、参加できて嬉しかったです。笑顔、感謝、思いやりの心が大切であること、自分のことは後回しにしてでも、まずは周りの人のことを考えるという意識を常に持つことが大切だと思いました。」