6月24日、支院有志20名で開基堂輪番奉仕と岐阜支院に団参しました。
午前8時半、大阪支院からお借りしたマイクロバスに乗って出発。岩田上人の運転、高速道路に入ると車内で道中安全のお勤め、唱題。そのおかげもあって快調に進み、予定通り最初の目的地開基堂に無事到着しました。本堂に足を踏み入れると、久しぶりに拝見する宝前の煌びやかな美しさに改めて感動しました。早速岩田上人導師によるお勤めをした後、高浪上人からは「中道を行き、人と争わず、堪忍を守ることの大切さ」についてご自身の体験に基づく貴重な御法話を拝聴しました。納経堂で礼拝させていただいた後、高浪上人ご夫妻に見送られながら開基堂を後にしました。
午後1時前、次の目的地岐阜支院に到着すると、支院の皆さんから盛大な歓迎を受けました。その後、広々とした研修棟で手作りの昼食を頂き、心のこもった優しい味に感激しました。
この日は岐阜支院の講日で、安立大法尼の御報恩会が行われました。法要後、3人のお上人方からご法話を拝聴致しました。前原順徳上人は日蓮聖人の手紙について触れられ、「生かされている事がありがたいと思って一日一日を送る事が大切です」と話されました。続いて、岩田孝学上人は、「”あなたは何をしにこの世に生まれてきたのか”と言う杉山先生の問いに自分ならどう答えるかを考えながら日々を過ごしてください」と話されました。最後に豊川支院の三宅善祐上人のご法話があり、「何でも正しい事を主張すると良いと思われがちですが、そうでもありません。そこに怒りの心や相手を責める気持ちが入ってしまうとうまく行かない事があります。その時は堪忍を守り、お題目を唱え、先祖供養をし、相手を褒めるようにすると物事が好転します」とご教示いただきました。
講日終了後、岐阜支院の方々も交えて記念写真を撮り、帰りには大勢の方々に見送られながら帰路につきました。
梅雨の季節にも拘らず、幸い雨にも降られず、またコロナ禍で延期された開基堂輪番のみならず、他支院の講日にも団参させていただき、久しぶりに新鮮な感動を味わい、大変充実した一日を過ごさせて頂きました。
【参加された皆さんの声】
○岐阜支院のよく風の通るお部屋で昼食を頂きました。漬物、お吸い物、炊き込みご飯、どれもとても美味しかったです。「大釜でご飯を炊くからかしら!」という声を聞きました。昼食ご馳走さまでした。
○今回開基堂と岐阜支院にお参りさせて頂く機会を頂き、岩田上人に感謝いたします。たくさんの法友の方々にお会いさせて頂き、各先師のお徳も頂き、貴重な1日を皆様と一緒に過ごす事ができて、ありがとうございました。
○岐阜支院は建物と敷地が広く、高槻支院との規模の違いが分かりました。奉仕者の皆さんもそれぞれの持ち場で大勢活躍されておられました。雰囲気が明るく、きめ細かな配慮が感じられ素敵でした。
○初めて参加させて頂きまして、ありがとうございました。皆さんのお出迎えに感動しています。皆さんの奉仕の心が溢れていて心打たれました。他のお寺では感じられない暖かさを感じ、法音寺の教えを受けておられることをつくづくと思いました。法音寺に出会えた喜びで一杯です。私も一歩でも近づけたらと思いました。
○開基堂と念願の岐阜支院の講日に姉夫婦と参詣出来て、皆様のおもてなしに感激しました。前原智明上人も受付の横に座られてお迎えしていただき、そのお元気な姿に私たちも笑顔で挨拶させて頂きました。心のこもった昼食も美味しく頂きました。お上人始め皆さん熱心なので、徳の詰まったお寺だなと感じ、見習いたいと思いました。岩田上人には道中運転して頂き、大変お疲れ様でした。
○岩田上人、高槻支院の皆様方のお陰で開基堂・岐阜支院の団参に参加させて頂き、感謝しております。開基堂での高浪上人のお話と、岐阜支院での三宅上人のお話をお聞きして、三徳と三毒では歩いて行く風景がまったく変わってしまう事、どんな事でも受け取る自分自身の心次第なのだと思いました。岐阜支院の皆様の暖かい心からのおもてなしに感謝いたします。これからも精進努力して頑張ります。