2月11日(月)、節分会が盛大に行われました。少し雨模様の天気予報が心配されましたが、なんとか持ちこたえてくれたのはありがたいことでした。
この日は本山より講師として前原順徳上人、お手伝いの大庭淳学上人をお迎えし、午後1時30分より岩田上人導師のもと法要が厳修されました。法要開始時には本堂はすでに大勢の参詣者で立錐の余地もないほどでした。
法要終了後、岩田上人はご法話の中で「今日いただいて帰ってもらう福豆やお菓子は自分だけがいただく物という考えではなく、周囲の必要としている方にも喜んでいただけるようにという気持ちで拾ってください」と話されました。続いて、前原上人のご法話では写経の功徳についてお話しくださいました。「写経を書くにあたって、自身のお願いごとも大事ですが、寿量品の末部、『毎自作是念〜』の精神にのっとって功徳をあまねく巡らす願いで書かせていただくことが重要です」とご教示くださいました。
この後休憩を挟んで、いよいよ皆さんお待ちかねの節分会のご祈祷と豆まきが始まりました。今年厄除け祈祷を申し込まれた方は全部で77名。これは高槻支院始まって以来最高の申込者数です。そのため、昨年までは6組に分かれて祈祷と豆まきが行われていましたが、今年は初めて1組増やし、7組に分かれて行われました。参詣者も全体で114名とこれまた過去最高を記録しました。毎年一番盛り上がる最後の総まきでは、3人のお上人方により豆、お菓子類のほか、光物のオモチャや、宝前に供えられていた果物、さらには大根やキャベツ、ブロッコリーなどの野菜までも一斉にまかれました。締めには、今年の年男、年女の方のために法音寺特製のカレンダーも配られました。本堂が歓声と笑顔に溢れかえり、大賑わいのうちに節分会の祈祷・豆まきが今年も無事終了しました。
今日初めてお寺に来られた方や、お友達を連れてこられた方、その中で一人でも多くの方が法音寺の教えのご縁につながっていただければ幸いです。
<信者さんの声>
- 「体調が悪くてずっとお寺に来られなかった方が久しぶりにお見えになり、元気なお顔を拝見できて嬉しかったです。」
- 「節分会ではお寺に初めて来られる方も多いので、その方達にもわかっていただけるように法音寺のPRをし、百万巻納経のことや、「一日一言」をお勧めする機会を持つことができて良かったです。」
- 「そのおかげなのか、一人の信者さんが「一日一言」を2冊買って帰られました。」
- 「奉仕する方もお年寄りの方が多い中、遠方より若い方がわざわざ奉仕に来てくださり、大変助かりました。非常に有り難かったです。」
- 「奉仕の準備でいろいろと不安に思うこともありましたが、たくさんの奉仕の皆さんの力によって無事節分会を行うことができて有り難かったです。」