平成31年元旦、支院の新年祝祷会が行われました。今年の元旦は昨年末の寒波のせいか少し寒さが厳しいと感じられましたが、快晴に恵まれたおかげで、心晴れやかな幸先良いスタートを迎えることができました。

午後2時より、岩田上人導師のもと法要が厳修されました。その後、岩田上人が年頭の挨拶に立たれ、「皆さん、年頭の誓いを立てられる時は、コツコツと自分ができることで、一年を振り返って成果が分かるようなお誓いをすると良いですよ。それと同時に常に感謝の心を持つことも大事です。「人間万事塞翁が馬」という格言がありますが、1年間には色々な出来事があると思いますが一喜一憂せず、最後に感謝の気持ちで振り返ることができるかどうかが大事です。どんなことがあっても徳を積み続けることが大切です」と話されました。

続いて、平成31年の御法推進目標と支院の実行目標の唱和、役員紹介と委嘱状の授与がありました。その後、濵田運営委員長が挨拶に立たれ、「法音寺に縁を繋いでおられる皆様は、菩薩行をしていくために生きていると先師より教えていただいています。三徳の実行も広い心でもって行っていかなければ成し遂げることはできません。その広い心を作っていくために「四無量心」の教えがあります。慈心、悲心、喜心、捨心の四つの心遣いで功徳を積んで参りましょう」と挨拶されました。

続いて、運営委員長により今年の本山の事業計画についての説明があり、また青年会会長からは青少年育成事業の事業計画と高槻支院青年会の行事についての紹介がありました。最後に昨年開山会で上映されたビデオを上映し、本日のプログラムが終了しました。

その後、参詣された皆さんは研修棟に移動し、お屠蘇をいただかれたり、お菓子やお茶を囲んで賀詞交換をされたりしました。今年一年が皆様にとって良い一年でありますように心からお祈りいたします。