「御開山会団参」

5月13日(日)、御開山会に団参させていただきました。

当日は朝から雨が降りしきるあいにくの天候でしたが、本山に到着すると境内にはテントが林立し、全国から来られた各支院の参詣者で溢れかえっていました。バザー会場では4箇所の支院からの奉仕者による各支院自慢の店舗が開かれており、すでに長蛇の列をなしていました。会場は参詣者と奉仕者による熱気で充満していました。予定されていた正式な稚児行列は雨のため残念ながら中止となりましたが、お稚児さんと親御さんによる行列は決行されました。沿道の参詣者が大勢見守る中、参道を通ってしずしずと列を成して本堂に向かう姿は後々の記念となることでしょう。

この後本堂では12時15分から15分間法音寺歴代4先師のご業績とご遺徳を偲ぶスライドが上映され、改めて法音寺に連綿と引き継がれ、蓄積された功徳の偉大さに感動しました。12時30分から三徳開教110年・顕修院日達上人第7回忌御報恩法要が約1時間にわたり荘厳かつ華麗に厳修されました。その後、山首上人さまはご挨拶の中で始祖安立大法尼のお言葉に触れられ、「何をおいてもまず諸仏善神に喜ばれる行いをすることが肝心です。その行いとは、慈悲・至誠・堪忍の実行と行住坐臥のお題目です。始祖のみ教えを日々実行し、その喜びを縁ある人々に伝えて下さい」とご教化下さいました。

この記念すべき1日に立ち会えたことに感動し、感謝したいと思います。

参加された方々の感想をご紹介します。

○「三徳開教110年に参加させていただき、ありがとうございました。私は高槻支院に参詣するようになって短い期間ですが、今回初めて本山にお参りしてこのように多くの方々が参加されているのに感動しました。また、他のお寺との違いも分かりました。これからも参加させていただきたいと思います。」

○「御開山会には何十年と共に参詣させてもらっている家族が、今回は参詣できませんでした。法要が始まり心に響く読経が流れる中、宙を舞っていた散華の一枚が私の経品に吸い寄せられるようにヒラヒラと舞い落ちてきました。大変ありがたいことだなと思いました。」

○「今回孫二人が稚児行列に参加させていただきました。お稚児さんの衣装の支度中、私達夫婦も元気で息子家族の身の回りのお手伝いをできたことは嬉しく思いました。帰ってきてからお嫁さんから、「家族全員で参加でき、無事に終えられて、本当にありがたかったです」というメールをもらいました。こういう機会を与えてくださいました法音寺さま、また、参加に声をかけてくれた主人に感謝します。これからも自分のできることで徳積みをさせていただこうと思いました。」