7月8日(日)、第23回の敬老会が開催されました。まるでこの日に合わせたかのように、長きにわたり降り続いた豪雨が止み、薄日が差すまでに天候が回復し、無事に開催の運びとなりました。
本堂でお勤めを始める前に、「平成30年7月豪雨」と名付けられた今回の豪雨による災害の犠牲となった方々を悼み全員で黙祷しました。お勤めの後、山首上人さまからの祝辞が披露されました。その後、岩田上人はご挨拶の中で「年が行ったからもう駄目だと簡単に諦めないで、工夫次第で自分のできることはありますので、精一杯楽しみを見つけて長生きして下さい」と話されました。
続いて、今年米寿を迎えた二人の女性に長寿をお祝いして花束の贈呈がありました。高槻支院は今から23年前に数え年65歳以上を対象にして敬老会を始めました。つまり、第1回敬老会に参加された方にとっては今年88才の米寿を迎えられたわけで非常にめでたい記念すべき日となりました。その後、全員で記念写真を撮影して本堂でのプログラムを終了しました。
昼から休憩を挟んで研修棟に会場を移し、いよいよお待ちかねの「お楽しみ会」です。会場は法友会の方々が丹精込めて設営されたもので、いつもの研修棟とは一味違う華やかな趣きが漂っていました。濵田運営委員長の挨拶のあと、敬老会参加者代表による乾杯の音頭を皮切りに会食がスタートしました。皆さん、しばし楽しい会話とおいしい食事を堪能された後、いよいよカラオケタイムです。今年は延べ7人の方が自慢の喉を披露されました。次に、子供会は、4人の兄弟姉妹がけん玉の妙技を披露してくれました。音楽のリズム合わせてステップを踏みながらのけん玉は、日頃の練習の成果の賜物と思わせてくれるものでした。その後、なぞなぞ頓智クイズがあり、最後に子供たち全員による西城秀樹の「ヤングマン」の歌とダンスで大いに盛り上がりました。その後、「紅白旗揚げゲーム」で脳が活性化し、法友会の「みんなで歌いましょう」で気分が若返り、もはや恒例となった濵田運営委員長の自らギターを抱えての懐かしのメロディーの絶唱で、会場のファン(?)からレイを首にかけられたり、クラッカーの洗礼を浴びて、宴会のムードは最高潮に達しました。そして、特別出演の岩田上人は、「博多どんたく」の音楽に合わせて珍しく歌声を披露されました。最後に恒例となった「高槻音頭」を全員輪になって踊り、楽しい宴を終了しました。
午前中曇り空だった天気は、敬老会終了後には太陽が照りつけるほど良い天気になり、帰りがけに玄関でお見送りした敬老会参加者の皆さんは一様に笑顔が弾けていました。また来年も元気でお会いしましょう。