9月21日(金)午後2時より秋季彼岸会が執り行われました。
本日は、本山講師として岡山支院主管・梅田浄顕上人、お手伝いとして本山より大庭淳学上人をお迎えし、岩田上人導師のもと彼岸会法要が営まれました。また、法要の中で、三先師と顕修院日達上人、高槻支院ゆかりのお上人方への報恩供養、檀信徒物故者・各家のご先祖さまへの彼岸供養のため全員でお焼香をさせていただきました。
法要後、岩田上人は、開教110年・顕修院日達上人第7回忌を間も無く迎えるにあたり、一人でも多くご縁のある方にお声がけしていただきたいと呼びかけられました。また、本日の「1日1言」の「無瞋・人を許すことができますか?」を読まれ、相手の立場になって考へると物事が好転するということを具体例を挙げて話されました。次に、大庭上人は、今月の指針「相見・良き出会いが人生を作ります」に関連してご自身の学生時代の友達の話をされました。困った人がいれば、お寺との縁を繋いであげることが私たちの使命であるとお話しくださいました。最後に、梅田上人は昨年の「法音」の7月号の山首上人さまの御法話のテーマ「感謝が起こす奇跡」について話されました。何事も暗い面と明るい面の両面があるが、物事の暗い面を見るのではなく、明るい面を見ることが大切で、そういう逆転の発想が病気も修養の種となり、感謝の気持ちが奇跡を起こすということを信者さんの具体的な体験を基にお話しくださいました。
本日は午後から雨が心配されましたが、お陰様でなんとか最後まで持ち堪えてくれました。また、お彼岸にちなんでおはぎがお供養として配られ、皆さん笑顔で帰路に就かれました。