12月2日(日)、この季節にしては珍しく暖かな快晴のもと、高槻支院の御法推進大会が開催されました。
午前11時、岩田上人導師のもと物故者法要が行われ、支院護持丹精者霊位の追善供養をいたしました。法要の後岩田上人は、「今年は開教110年と顕修院日達上人の第7回忌、また廣修上人が得度をされるという記念すべき大きな節目の年となりました。杉山先生の『困っている人は誰でもいらっしゃい』というお言葉を金言として、目の前に現れた困っている人に手を差し伸べられる人になれるように精進していきたいものです」と話されました。
その後、御法推進目標の唱和と、「法音寺の1年間のあゆみ」をまとめたビデオの上映、そして濵田運営委員長による平成31年度の本山の事業内容の説明と続きました。
そして、体験談発表です。今回は一般信者さんによる体験談です。ご両親がこの法に入信された経緯から始まり、やがて法座主になられ、お父様が信教師となって活躍された様子、諸天が喜ばれた時に金が降るという現象がご自身や弟さんに起きた貴重な体験。そういう数々の不思議な体験によってこの教えが本物で、間違いないと確信したことなど、貴重な体験談を話されました。
本堂でのプログラムの最後を飾る企画として、昭徳会の児童養護施設「駒方寮」の寮長である濵田光男さんに名古屋からお越しいただき、昭徳会の福祉の現場で学ばれたことについてスライド上映と資料を使って講演していただきました。養護老人ホームでのキャリア・スタートから現在に至るまでのご自身の経歴紹介、昭徳会の歴史・事業内容の紹介、児童福祉施設や駒方寮の紹介、福祉の現場で経験し、学んできたことなど、多岐にわたる内容を実際は1時間かかるところを時間の都合で40分に短縮して説明してもらいましたが、福祉の現場に山積する様々な問題についていろいろと学ぶことができました。
続いて研修棟に場所を移し、軽食を囲んだ懇親会が開かれました。一段落したところで、福引とジャンケン大会で景品の争奪戦があり、大いに盛り上がりました。初めましての方々を含めて今年は昨年を大幅に上回る参加者があり、盛りだくさんな内容で、来年に向けてまた新たな出発点として大変有意義な1日となりました。