8月21日は、安藤順法上人をお迎えして地蔵盆と泰玄院日久上人・泰明院日宣上人の御報恩会が執り行われました。地蔵盆はお寺の境内に安置される地蔵尊に支院有縁の子どもさんの発育を祈念して提灯を奉納して行われます。前日より、有志の方々でテント・提灯の用意をいたしました。当日は朝から雲行きが怪しくて雨が心配でしたが、まるで読経が終わるのを見計らったかのように雨が降り出し、これには諸仏善神のお計らいと一同感謝しました。
法要後、岩田上人は、「法音寺三徳の教え、先師の言葉が様々にありますが、その心に残った教え、言葉を子や孫へと受け継がれて行くことが大事です。また、実践がないといけないので、行いで残すことも大事です」と話されました。続いて安藤上人はお盆棚経でのご自身の体験談を話され、「悪い心掛けで悪い結果がもたらされたとしても、ありがたいという喜びの心で悪因縁を刈り取るとその罪障が消滅できます」とお話しくださいました。
コロナ禍や天候不順にも関わらず、こうして8月の重要行事が無事終了できたことは先師やご先祖さまのおかげと感謝いたします。
