7月14日(日)、敬老会が開催されました。今年は5年ぶりに会食の時間が設けられ、ほぼ平常運転のプログラムという感じで進められました。
午前11時より始まったお勤めの中で参加された敬老会員の名前が読み上げられ、健康長寿の祈念がされました。終了後、山首上人さまから頂戴した祝電が披露されました。続いて岩田上人よりお祝いの言葉があり、「皆様がお寺にお参りされて安息を得るように、皆様の子供さんたち、お孫さんたちに心の安息を与えられるおじいちゃん、おばあちゃんになって差し上げてください」とエールを送られました。
今年は3人の方が喜寿を迎えられ、一人ひとりに記念の花束が手渡され、同時に岩田上人との笑顔のツーショット写真も撮影されました。その後お上人を囲んで参加者全員の集合写真と希望者による記念写真が撮られ、本堂でのプログラムが終了しました。
昼からは研修棟に移動し、いよいよお楽しみの会食と演芸、カラオケ・タイムの始まりです。会場の各テーブルには綺麗な花がセットされ、周囲のカーテンには色とりどりの花輪が掛けられ、舞台が設営され、敬老のお祝いの雰囲気がいっぱい演出されています。乾杯の音頭で会食が始められ、少しお腹が満たされ、アルコールが体に染み渡ってきた頃合いを見計らって、演芸の落語が始まりました。今年は地域で活躍されているセミプロの落語家さんによる巧みな話術で小噺や古典落語が披露され、笑いや拍手が飛び交いました。続いて久しぶりのカラオケタイムで、皆さんほろ酔い気分で代わる代わる楽しそうに歌っておられました。締め括りに今年も敬老会員さん手作りのポーチが紹介され、記念品と共に皆さんに手渡されました。最後は、「来年も一人も欠けることなくまた皆さんお会いしましょうね」という運営委員長の締めくくりの挨拶でお開きとなりました。
久しぶりの会食、演芸、カラオケなどが行われ、「今年は楽しかったね」という声があちこちで聞かれたような気がします。笑いは人を健康にし、歌声は皆んなを笑顔にするということがよくわかる1日でした。