12月21日、山首上人さまにご親修いただき、高槻支院の今年最後の講日が開催されました。またこの日には、9月に本山で開かれた日蓮宗の布教院に参加されたことが縁で、能勢の真如寺から宮本上人、泉大津の慈眼寺から石川上人にもご来院いただきました。
山首上人さまご導師のもと厳修された法要の中で顕修院日達上人の御回向も営まれ、お上人のご遺徳を偲び参詣者全員で御報恩感謝のお焼香をさせていただきました。
法要後、岩田上人は「今年は『一日一言』を活用するということで一年間やってまいりました。うれしいことに門前の掲示板の『一日一言』を見た一般の通行人の方が、『その言葉に救われました』とわざわざお寺にお礼を言いに来られました。誠にありがたいことです。」と話されました。
また、縁あって本日高槻支院に来られた宮本上人と石川上人のお二人からもお話を拝聴することができました。ご自身の来歴やお寺の由来についてユーモアを交えてお話しをされました。お二人とも在家のご出身であるにも関わらず、不思議な仏縁に導かれて日蓮宗のお寺を継ぐことになったと話されました。
最後に、山首上人さまは「出会う人によって人生が変わります。良き友、良き師匠を持つことそれ自体が、その人のその後の人生が良くなることを決定づけます。良き出会いをするためにはしっかりと徳を積むこと、自分が良き友になるように真剣に努力することが大切です」とご法話くださいました。ご法話の後、山首上人さまより特別加持をしていただき、皆さんたくさんのお徳をいただかれました。
今日は他支院からも大勢の皆さんにご参詣いただき、一年を締めくくるのにふさわしい笑顔あふれる一日となりました。ご親修いただいた山首上人さまのお徳のおかげと感謝申し上げます。