7月14日(日)、第24回敬老会が開催されました。あいにくの梅雨空で足元の悪い中でしたが、その分暑さが和らぎ、凌ぎやすい気温となりました。
お勤めと山首上人さまから頂戴した祝辞を披露していただいた後、お上人はご挨拶の中で、「お年寄りは、特別なことは何もしなくても存在するだけで家族や周囲の人に安心感を与えることができます。そのためにも日頃から三徳を実行し、笑顔で周囲の人と接することを心がけてください」と話されました。
その後、今年喜寿を迎えられた3人の方に花束が贈呈され、皆さんから盛大な拍手を受けられました。最後に、全員で記念撮影をして、本堂でのプログラムを終了しました。
昼からのプログラム、いよいよ皆さんお待ちかねの宴席が始まりました。研修棟の周囲の壁やカーテンには色とりどりの花輪や風船人形が吊り下げられ、テーブルには花瓶や可愛らしいランチョンマットが敷かれ、華やいだ雰囲気が演出されています。
運営委員長の挨拶の後、役員による乾杯の音頭で楽しい会食と歓談の時間が始まりました。皆さん程よくリラックスムードになったところで、いよいよ「お楽しみ会」のスタートです。今年は5名の方がカラオケで自慢の喉を披露されました。その後、子供会の親子共々総勢11人が歌と踊り、そしてけん玉の演技、なぞなぞクイズなどを披露してくれました。今年は、NHKの2020年応援ソング「パプリカ」に合わせたダンスと、DA PUMPの「USA」の曲に合わせた見事なけん玉の演技を披露してくれました。続いて、青年会はボールとロープを使った「健康体操」で足腰の鍛錬の実技指導をしてくれました。法友会は、クイズ「みんなで、ピッタンコ!」と題して神経衰弱と難読漢字当てゲームで皆さんの頭を刺激しました。さらに、濵田運営委員長によるカラオケをバックにしたギター演奏と歌の披露、川上副運営委員長による「『知っ徳』クイズ(杉山会長先生にまつわる少しマニアックなクイズ)」、特別ゲスト岩田上人による「富士山」の歌の合唱と続いた後、ふたたび運営委員長主役による寸劇「刃傷 松の廊下」では、本格的な衣装をまとい、カラオケに合わせながら歌と芝居を見せてくれました。盛りだくさんの楽しい企画のオンパレードの後、最後は恒例の「高槻音頭」に合わせて出演者、奉仕者、参加者の皆さんが全員輪になって研修棟を巡りながらの盆踊りで締めくくりました。
外はあいにくの梅雨空でしたが、お寺の中はうっとおしい天気を弾き飛ばすほどの笑顔で溢れていました。年に一度の敬老会ですが、日頃の疲れを癒し、また明日からの元気につながれば幸いだと思いました。