7月11日(日)、第26回敬老法会が開催されました。昨年同様、今年も新型コロナウィルスの感染防止のため会食・演芸を避け、午前中のみの時間短縮で行われました。天候も昨年同様、前日までの梅雨空で足元が心配されましたが、当日は真夏を思わせるほど天気が回復し、敬老会の日には雨が降らないというジンクスが継続されました。

 午前11時より岩田上人導師のもと参加された21名の敬老会員の皆様の健康と長寿を祈願して法要が営まれました。終了後、山首上人さまから頂戴した祝電が披露されました。その後、岩田上人はお祝いの挨拶の中で3人の高齢の信者さんのエピソードを紹介されました。一人目は、「一日一言」を40-50冊ほど知り合いの方に配られ、自分が良いと思った事をそのまま実行しておられるおばあちゃん。二人目は、「あちこち身体にガタがきて痛いけど、痛さを味わえるまで長生きさせていただいてありがたい」と前向きに話されるおばあちゃん。そして三人目は、お上人自身の祖父に当たる方で、「信仰のない人は、自分の使っている物は他人の物と思って大事にしない。そういう人は自分の徳を減らしている」と言われたそうです。最後に、「皆さん、自分のもの(徳)は無駄にしないで、人のために大事に使うことが大切です」と締め括られました。

 続いて行われた記念の花束の贈呈式では、今年喜寿を迎えた方お二人の男性に岩田上人から記念の花束が贈呈されました。最後に今日参加された方全員で記念写真を撮りました。さらには希望者には岩田上人を囲んでスリーショット写真の撮影も行われました。

 最後に、敬老を祝して参加された敬老会員の皆さんに記念品が手渡されました。その際、今年もこの日の記念品としてマスクとマスク入れを手作りされた信者さん(ご自身も敬老会員)が紹介され、お礼の気持ちを込めて盛大な拍手がその方に贈られました。

 あっという間の敬老法会でしたが、コロナ禍にもかかわらず、こうして今年も無事に開催できたことは何よりもありがたいことだと思いました。